ハムスターのケージに欠かせないのが水入れ(ハムスター用給水器)です。
実はいろいろなタイプがあり、それぞれに特徴があるのでどれを選べば良いか迷ってしまいます。今回は、選び方をご紹介していますので、参考にしてみてください。
こちらの記事では以下のポイントを説明しています。
・所有しているゲージに取り付けられるかどうか
・水入れの種類について
・形状や素材について
・高さ調節について
水分は食べ物や野菜などからも取れますが、水を飲んでしっかり水分を取ることは大切なことです。
ハムスターは砂漠生まれの生き物のため、多くの水は必要ありません。そのため、野菜や果物だけで水分量が足りると思いがちですが、これには注意が必要です。
野菜や果物は水分を多く含むものが多く、与えすぎるとお腹を壊してしまうことも。
また、栄養が多く含まれているので、食べ過ぎると栄養を摂り過ぎてしまいます。栄養バランスの優れたペレットを主食として与えつつ、給水器で水分を補給することをおすすめします。
ハムスターが必要な時にさっと飲めるように給水器は設置しておきましょう。ハムスターは体が濡れるのはよくないので、水漏れしにくいボトルが使いやすいと思います。
所有しているゲージに取り付けられるかどうか
ハムスター用の給水器はケージの天井や壁にセットするのが一般的。
取り付け方は引っ掛けるだけのモノやワイヤーで吊るすモノ、吸盤で取り付けるモノなど、製品ごとに異なります。
購入する際は、事前に所有しているケージに取り付けられるか確認しておきましょう。
設置タイプには大きく分けて二つあり、ケージに取り付けるものや水槽の壁に固定できる「取付型」とどこにでも置ける「置き型」です。
取り付け型のハムスター給水器はつけ外ししやすい仕様になっていることが多いので扱いやすいというメリットがあります。
置き型は、ハムスターが好む場所に置けるのがメリットですが、水を飲まずに遊び道具になってしまう場合があるので注意が必要です。
給水器には飲み口にボールが入っているものと、入っていないものの2種類があります。
飲みやすさや、衛生面に違いがあるため、使いやすいものを選びましょう。
ステンレスなどの金属ボールが入った飲み口を採用した給水器は、ハムスターがボールを押すことで水が出る仕組みを採用しています。
ボールを押さなければ水が出ないため水漏れしにくく、巣材などが濡れないのが特徴です。
ブラスチックのみでできていて、ボールなしの皿状のものもありますが、金属ボールが付いていて吸うタイプのハムスター給水器が衛生面を考えておすすめです。
「ボールなし」のハムスター用給水器は、空気圧によって水が出るタイプがあります。飲み口に口をつけるだけで水が出る構造なので、
ハムスターが初めて給水器を使用する場合にも適しています。ボールありでうまく飲めない場合に試してみるもの手です。
ただし、給水器に衝撃が加わった際に水漏れしやすい点には注意が必要。
また、金属のほうが丈夫で雑菌が繁殖しづらいので、よくかじってしまうハムスターにもおすすめです。
幅のチェックも忘れずに。ケージに対して給水機が大きすぎとハムスターが自由に動けるスペースがなくなってしまいます。
ハムスター用給水器はできるだけ高さを自由に調節できるものが良いでしょう。成長していくにつれて、給水器を高くしていったほうが水を飲みやすく、よじ登る心配もありません。
固定する場所を楽に移動できるもの、パイプ部分の高さを変えられるものなどがありますので、より使いやすいものを選ぶようにしましょう。
ハムスターが立ったときに口元にパイプの先がくる高さがベストです。成長に合わせてベストな位置に調整しましょう。
水漏れしにくい工夫を凝らした商品や市販のペットボトルが使える便利なものまで様々なものが販売されています。
使用しているケージやハムスターの種類によって、使いやすい給水器が異なるので、選び方を参考にぴったりな給水器を見つけましょう。
ケージに合った使いやすいモデルを選択するのがおすすめです。
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