ハムスターに餌を与える上で欠かせないのが、フード入れ(エサ入れ)です。
仲良くなるために手から与えることもありますが、常に手渡しできるわけではなく、直置きは不衛生なので、フード入れは用意しましょう。
しかし、餌入れには種類がいろいろあり、どれにしようか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。この記事では以下のポイントについてご説明します。
・素材ごとのメリットやデメリット
・フード入れのサイズ・重さについて
・適度な重さでひっくり返らない
・大きすぎない(体ごと入ってしまい、衛生的ではない)
・深すぎない(エサが食べにくい。
・尖っていない(怪我をする恐れがある)
・丸みがある(けが防止)
などです。基本はハムスターにとって食事がしやすい形のものを選びましょう。デザイン性重視の不安定なものなどはお皿をひっくり返したりとハムスターの怪我にもつながりますので、避けるようにしましょう。詳しいポイントは以下でご説明しています。
陶器
ハムスターの餌入れで多いのが、陶器のものです。
形は様々で円形やコーナー用の三角形、四角や可愛い形のものまで、形も大きさも深さも種類がたくさんあります。
適度な重みがあるため倒れにくく床材にしっかり置けるので安定感があります。注意が必要な場合としては、陶器の餌入れを噛むハムスターです。酷くかんでしまう場合は素材を変えてあげましょう。
プラスチック
プラスチックの餌入れには、置くタイプとゲージの網に引っ掛けて使うタイプがあります。浮いていることでお手入れがしやすかったり、床材などが入らず清潔といったメリットがあります。また着脱が簡単にできるので手軽です。しかしプラスチック製の餌入れは軽く、ハムスターが倒したりひっくり返しやすいのと、引っ掛けて使うものはハムスターが食べにくく、無理な体制で食べようとして壊れやすい、腰をいためる可能性があるというデメリットもあります。
ステンレス
ステンレスの餌入れにも、プラスチックと同様に置くタイプとゲージに引っ掛けて使えるタイプがあります。ステンレスは割れたり壊れる心配がなく、またお手入れもしやすいので安心です。ステンレスは熱を奪いやすくいので野菜が傷みにくいというメリットもあります。
ガラス
ガラスはステンレスと同じく、熱を奪いやすいので野菜が傷みにくいというメリットがあります。またステンレスよりも重みがあるため、陶器のような安定感があります。
どの素材の餌入れにするにしても、高さはとても大切です。ハムスターの身体より高く、大きい物は避けましょう。
容器が高いと餌が取りづらいばかりか、ハムスター自身が入れ物の中に入ってしまい、餌が汚れて不衛生です。
逆に浅すぎもハムスターが餌を取りづらく、餌を散乱させてしまったり、また床材が入ってしまうことがあります。
高さの目安としては、ハムスターが餌入れの縁から顔だけ中に入れて食べることができるくらいが良いでしょう。高すぎても深すぎても、ハムスターにストレスを与えてしまいますので、気をつけましょう。
重さもとても重要であり、軽い容器だと簡単にひっくり返ってしまい、怪我してしまったり、食べ物が散乱するおそれがあります。適度に重さのあるものだと、安定感もあり、ハムスターがひっくり返す心配がなくなります。
フード入れはハムスターがフード入れの縁から顔だけ中に入れて食べることができるくらいの高さで、足をかけたぐらいではひっくり返らないような重さの物を選びましょう。巣箱とセットになっているピッタリサイズのものや、最近は100円均一の小皿にもフード入れに適したものがあります。かわいらしいデザインのものも多いので、是非お気に入りのものを探してみてください。
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