ハムスター用のゲージって色々な形があって迷ってしまう
自分の飼育環境に向いているゲージはどれだろう？
ゲージのタイプごとの特徴を教えてほしい。
これからハムスターゲージを買おうと考えているが、数あるゲージの中からどれを選べば良いのかわからない。この記事ではそのような方のために、まずゲージの基本的なタイプの紹介とそれぞれのメリット・デメリットをご紹介します。求めるゲージのタイプがわかれば選ぶのも楽になります。
ゲージのタイプには大きく分けて水槽タイプと金網タイプの２種類があります。水槽タイプのゲージは水槽やプラケースのように側面が板状で囲われており、金網タイプのゲージは鳥かごのように側面が格子や網状になっております。どちらにも一長一短があり、以下で説明いたします。
水槽タイプゲージのメリット・デメリット
水槽タイプのゲージのメリット
・プラスチック製は軽い。
・ハムスターが床材を掘ってもゲージの外に散らばることなく、周囲を汚しにくい。
・冬は暖かい。
・写真撮影の際、金網など邪魔になるものがないので遊んでいる姿が撮影しやすい。
・網がないため、よじ登って怪我をするリスクが軽減される
・網タイプに比べかじる場所が少ないので静か（水槽タイプもモノによってはかじられる場所もありますが、網をガジガジされる音よりは音が抑えられます）。
水槽タイプのゲージのデメリット
・夏は熱がこもりやすい。
・蓋のないタイプは脱走する恐れがある。（蓋がない場合は自分で用意する必要がある）
金網タイプゲージのメリット・デメリット
金網タイプのゲージのメリット
・風通しがよく夏は涼しい。
・安価な商品が多い。
・比較的軽い。
金網タイプのゲージのデメリット
・保温性が低く冬場は寒すぎる可能性がある。
・床材がゲージの外に散らばりやすい。
・ゲージの柵を噛んでしまい不正咬合になる心配がある（歯のかみ合わせが悪くなる）。
・ゲージを登ってしまい落ちてけがをする可能性がある（網に手足を挟んでしまうこともある）。
・網や格子をかじる際に音が出る（寝室とゲージが一緒の場合、音に悩まされるかもしれません）。
当サイトでは水槽タイプを推奨します。金網タイプのメリットである価格帯や通気性の良さですが、安価な水槽タイプもあり、空調で部屋の温度管理できているのであれば通気性も問題になりません。水槽タイプはハムスターが怪我無く安全に過ごせるつくりである重要ポイントを押さえております。夜中のうちに登っておちて「朝起きたらハムスターが怪我をしていた」という悲しい事故があると大変です。獣医に診てもらう費用も馬鹿にはなりません。また、寝室とゲージが一緒の場合、網や格子をかじる音は気になってしまうと思います。飼い主様のストレスを発生させないためにも良いゲージを選んでください。
コメント